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アイホンとPacPortが開発する「荷物認証宅配システム」がヤマト運輸の「マルチデジタルキープラットフォーム」と連携

オートロック付エントランスを有する集合住宅で「EAZY」の置き配が利用可能に

アイホン株式会社(代表取締役社長:加藤 康次、本社:愛知県名古屋市、以下「アイホン」)と株式会社 PacPort(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:沈 燁、以下「PacPort」)は、宅配業者がエントランスのインターホンを操作することで、マンション等集合住宅に普及しているオートロックを解錠し、入館を可能にする「荷物認証宅配システム(以下「当システム」」を共同開発しました。

この度、当システムとヤマト運輸株式会社(代表取締役社長:長尾裕、本社:東京都中央区、以下「ヤマト運輸」)が開発した複数のデジタルキーを一括で管理することが可能なシステム「マルチデジタルキープラットフォーム」と連携し、同社が提供する EC 専用配送商品「EAZY」で、2022 年 3 月 28 日からオートロック付き集合住宅への「置き配」が可能となります。開始時は、東京都練馬区と豊島区・板橋区の一部のオートロック付きマンションを対象とし、順次エリアを拡大します。

「EAZY」は非対面をはじめとした様々な受け取り方法に対応した EC 専用配送商品で、今回オートロック付集合住宅で入居者が不在の場合でも、配達員が事前に入居者本人から承諾をいただいていればエントランスのオートロックを解錠できる機能が追加されます。これにより入居者は、住戸の玄関前などで荷物を「置き配」で受け取ることができます。

アイホンと PacPort が提供する当システムの運用開始は 2022 年 9 月中を予定しており、複数のエントランスを有する集合住宅における「置き配」にも対応する予定です。

今後も、集合住宅向けインターホンにおいて高いシェアを有するアイホンと、物流業界のラストワンマイル問題の解決に取り組む PacPort とのシナジーにより、多様な非対面受け取りのサービスを普及・拡大させる事で、社会問題化する再配達をめぐる課題を解決し、集合住宅にお住まいの皆様の受け取りの利便性向上を目指してまいります。

〇 オートロック付きマンションへの置き配について

  • 【オートロックの解錠から置き配までの流れイメージ】

本件に関するヤマト運輸のプレスリリースはこちらです。